・表地（ブロケード）　W幅4M
・裏地兼ふち用（白・ジャガード）　4M
・インナー用　バックサテン（白）　2.5M
・接着芯（布・厚手）　2.3M
・接着芯（布・薄地）1.5M
・接着芯（不織布・薄地）4M
・ハイミロン（赤）30センチ
・ミラータイプの合皮　２M
・ストレッチエナメル（銅色）　1.5M
・シャンブレー（ブルー×パープル）20ｃｍ
・ふちどりバイヤス（金）　４パック
・コンシールファスナー（黄緑）（白）56センチ　各１本　
・ミシン糸　60番　500M巻　（白）（黄緑）各1本　　200M巻（金）1本
・ロックミシン糸（白）　４本
・ボタン用糸（赤）１巻　（白）１巻
・布用ボンド　１本
・プラスチック用ボンド　2本
・Gボンドチューブ（特大）5本
・両面テープ　３ｃｍ幅１巻
・レザーコード（銅色）5M
・クリスタル（赤）　大50個くらい？　中20個くらい？　（小）４個
・ビーズ（金）　７ミリ４パック、８ミリ　２パック
・クリスマスオーナメント（クリスタルパーツ）　７個
・アクセサリーパーツ（金）　座金６個
・アクセサリーパーツ（金）　台座６個
・丸かん　１ｃｍくらい　10個　1.5センチくらい　10個
・ボンボン（赤）
・挟み金具（？）金　13個
・９型ネジ　金　２個
・円形パーツ　金　８個
・ストレッチレース（白）１M
・オーガンジーレース8M
・ケミカルレース（レーヨン）　２M
・ケミカルレース（綿）2M
・モチーフレース（金・左右50ｃｍ１本づつ）
・ブレード（金）60ｃｍ
・カギホック　２個
・星形鋲　中２個　小３個
・ウレタン　3ミリ　70ｃｍ四方くらい+50ｃｍ四方くらい
・ウレタン　５ミリ７０ｃｍ四方くらい　
・マジックテープ　2.5センチ幅40センチ
・ハードチュール　１M
・ラッセルレース　２M
・アメリカンホック　２個
・バッグ用U型金具　２個
・マグネットボタン　２個
・ボタン（表面に穴が開いていないもの）10個
・ボタン（大きめのもので出来れば金色）２個
・花形モチーフビーズ（金）２個
・ワンウェイストレッチ（白）１.５M
・アセトン（なければネイルリムーバー）１本

その他

・仮縫い用綿ツイルかシャークスキン　3M
・模様用コピー　６枚
・靴（白）パンプス
・タイツ（赤）
・製図用紙　結構たくさん
・厚紙　A1サイズ　２枚

書き忘れが結構ありそうなんですが・・・（汗）

←完成写真

１枚の絵しか資料がない衣装なので
分からない所はかなり自分でアレンジ入れています(^^;)

本当はこれにさらにベルトとか造型パーツがつくのですが、間に合わなかったので今回はこれで。

インナーは上下別々にしようと思っていたのですが、結局繋がった状態の１パーツにすることにしました。
でもお手洗いによく行かれる人は上下別々になるようにしたほうが良いかと思います(^^;)

←家にバックサテンがあったのでそれで作ろうかと思ったのですが結局袖分が足りず買い足しに・・・。

あとから裾にレースを乗せるため若干長くなるのでパンツ股下は１ｃｍくらいにします。
ファスナーはコンシールファスナーを使用。前中心にファスナーをつけます。
袖は半袖でパフスリーブ。

インナーの裾用レースを土台のサテンに置いてみてイメージしているところ。

上はオーガンジーレース１枚。
下はさらにケミカルレースを上に乗せています。

結局下のレースにさらにもう一段レースを乗せて縫いました。（合計３段）
本当は「コレはピッタリ！！」というレースが売っていたのですが
１M￥3800というお値段に挫折・・・だってどんなに切り詰めても最低６Mは必要なんですもん。
ムリムリ（＞＜）

襟は台襟つきにしてレースを挟みました。
前部分は長くなるように、２倍で寄せて挟みます。

（完成画像はありません(^^;)）

今度はスカートです。
表地は失敗するとさすがにイタイので
家にあったシャークスキンで仮縫い。仮縫い用の布は、なるべく固さが表地に近いものを選ぶと良いかと思います。
今回使用する表地はブロケードなのでしっかりとした張りのあるシャークスキンで代用してみました。
これをインナーの上から試着して丈やラインを見て型紙をさてに修正。

前のダーツを少し直すくらいだったので
このあとすぐに本番用の布に入ります。

表地を裁断し縫製したところに　さらに模様用の布（ジャガード・白）を乗せて合わせている所です。
ここらへんの作り方は士民服と一緒。
白い部分には接着芯をいれています。

あ！そうそう！！
今回はスカートの生地（黄緑）部分の全体にも接着芯を貼りました。
ここはカッチリとしたラインを出す為にかなり固めの芯を貼っています。
表地と同じ分だけの芯が必要です。

模様を切り抜いてスカートにくっつけました。
スカートがこの時点でかなりな固さになっているのでミシンで模様をつけるのは実際無理ですので布用ボンドでチマチマと根気よく張り付けます。
先端部分はとくに念入りに・・・

ただ、布用ボンドは乾燥すると変色するのではみ出ると大変なことになりますので御注意下さい。

このあと腰の脇模様を同じようにラリッサをくり抜いて接着し、コンシールファスナーをつけて裏地を合わせ、最後にバイアスでふちどりをしますがボンドが完全に乾燥するまでに24時間かかるのでこのまま２日間は放置しましょう。
※クリスタルなどの飾りは一番最後です

注意・後ろのデザインは柚名オリジナルですので公式設定ではありません。

衣装にブラさがっているボンボンの下につくぱーつです。
←材料費は１本につき￥500〜600位かな？
セールがなければ予算では１本￥1000以上かかるところでした（＞＜）

実際の絵よりちょっと細いかなー。長い部分が２倍くらいの太さがあった方が良いのだけど・・・まあ無いものはしかたがありません(´ヘ｀;)
若干アレンジを入れてます。

長さもつける所によって変えてあります。

円の部分だけパソコンで描きました。
色分けしてあるとカットする時に混乱しなくて便利です。
周りの模様を描いてから%を変えて何種類かコピーをします。
これが型紙になるので少し多めにコピーしました。

ちなみに上の○はクリスタルの土台部分の型紙です。

作り方は士民服と一緒です。

帽子の部分は模様が違うので御注意下さい

こちらも仮縫いをします。
家にあった綿ツイルをつかいました(^^;)

←こんな感じ。

これだと脇部分が身体に沿い過ぎ、襟がきつい、腕が太いなどの問題ありなので型紙を直します。

袖パーツを作りました。
腕を細く見せるためにインナーは長袖にしないで、ジャケットに直接袖口レースを挟み込みました。
２の腕部分は思いきってヌードサイズ+１ｃｍにしちゃいました（笑）　画像は23ｃｍになっています。
カフス部分はスカートと同じ固い芯が入っています。
パフ部分は軟らかめの布芯を全体に張り付け。

←これだとパフ部分が大き過ぎたので作り直しをしました

作り方はほぼスカートと同じですが、全面に張り込む接着芯は薄手の布芯を使います。
見頃は肩だけ残して全て繋ぎ、模様を入れてから肩を縫い合わせます。その後裏地を付けて合体し、バイヤスをいれてから最後に袖です。
とにかく縫い合わせるまでの作業に時間が非常にかかります

３ミリウレタンと銅色エナメルを使用。
腕に当る部分は熱加工で曲げてから張り込みをします。
模様部分は最後に。上のパーツにはこのあと周りにレザーコードをくっつけて完成。
ベルト部分は一部はウレタンをむき出しのままにしておき、この部分を上のパーツの裏側に接着します。
張り込んだ部分にGボンドを塗っても弱くなってしまうので力のかかる部分の接着には必ずウレタン同士の接着になるようにします。

同じような要領でこの他に肩パーツと胸パーツも作っていきます。

こんな感じになりました。
スカートは下に何も入れなくても接着芯の張りだけでこのラインが出ていますが、一応このあとチュールを内側にいれました。
あと袖山部分にもチュールが入っています。

インナーの襟の角度がおかしいので後程修正。

胸パーツと帽子も作りました。
帽子はウレタン５ミリと３ミリを使用。
かぶる部分は５ミリを土台にし上に３ミリと２ミリのウレタンで凹凸を作ったものを重ねてラリッサを上から張りました。
ラリッサは裏地をアセトンでひっぺがして使用。
接着は全てG10ボンドです。
帽子だけで特大チューブ３本は使います。
布地はボンドを吸い込んでしまうので、２度塗りしました。
ふちどりはラリッサをバイヤス状（４５度）にカットして使用。

胸パーツの模様は適当（汗）
肩パーツと同じ要領で作り、下に挟み金具で円パーツをつけました。インナーにはアメリカンホックで取り付けます。
胸パーツ熱加工で「服の上から」押さえ付けて曲げました。

ボンボンパーツですが、糸で繋いでいたのですが
ちょっとの衝撃で切れるため、繋いだ部分に透明接着剤を多めにつけてみました。少しは強度があがります。

帽子のサイドに丸いパーツがあるのですが、これはライオンボードを丸く切り、その上に適当なボタンを５個並べてラリッサを中央部分から貼っていき、最後に回りにコードをいれて中心部分にビーズのモチーフを張り付けました。
帽子には斜に接着する為、内側に適当な大きさのボタンをあてて張り付けました。

注意・かぶる部分はウィッグを装着した状態ではかりましょう(^^;)

帽子の製作期間は約丸３日。