ベルト部分から下がっているタッセルの製作をしました。 これはリリアンから作ったものです。1束で10cmほどの長さのものが4本取れました。 タッセルを買うよりお安く済みますよ〜。 あとお洋服のあちこちについている紋章(?)を作ります。 これは上着や帽子、スカート、フードなど、あちこちについています。 はっきりとしたデザインはよく分からないのですが、円の中に月や星が入ったものが3種類くらい。 まあそれっぽくデザインを引きます。 コンパスさんが大活躍ですよ〜。 そのあとはコピー機に活躍してもらいましょう。 1種類につき3枚くらいあればいいでしょうか。 これを型紙にして布を切り抜いたり貼ったりして作っていきます。 布には接着芯を貼っておくとワッペンみたいに出来ていいです(*^-^*) エステルなら7枚、イオンなら9枚必要です。 どの模様が何枚必要かは小説にて御確認くださいませ。
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ここでもやはり仮縫いをします。まずは身頃とフードから。 今回は綿ブロード。しかも薄紫(^^;) 家にあったものがそれでした。 はぎれはこういう時の為に取っておきましょう。 フードで後ろにひっぱられることを考えて前身頃は少し長めです。 このあとは今までの行程と同じで白い布や黒い布を組み立てていきます。 フードは内側が外から見えるので裏地をつけました。 他の部分は裏地は入っていません。 ちなみにここまで作ってみて大体分ったのですが、この作り方でやっていくと接着芯は約2.5M強は必要です。 白い部分と紋章部分などには全て入っています。 あと金のコード。これは1着あたり30Mくらいは確実です。 さて。フードと身頃が大体形になったところでいよいよ袖! 模様がびっちり入っています(泣) この辺は忠実に作るかアレンジをいれるか分かれるところですね。 私なら自分の衣装の場合はアレンジをいれる派です。 しかし今回は販売用なので「忠実」寄りで作ってみたいと思います。
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ベルトはラリッサを使いました。しかしベルト部分の金具にはりつくのでソフトレザーとかでもいいかもしれません。ラリッサやエナメルなどで作った場合はバックルの裏側に滑り用としてガムテープなどをはった方がいいですよ。 ベルトの先端部分には端処理用の金具を取り付け、反対側には大きなバックルを付けました。 チェーンはビーズを1つ1つパーツを作ってから丸カンで繋ぎ、チェーンに見えるように仕上げました。 これがね、大変なんですよ(^^;) つなげられるような段階になるまでかなりの時間がかかります。 ビーズは1着につき15パックくらいと単品売りのを20個くらい使ったかなぁ。 とにかく見た目よりも相当使いますので作る時は「かなり多め」だと思うくらい買っておいた方が良いと思います。 大きなビーズには座金で両側を飾るようにしたんですが、結構な数がいるので全体が出来上がると相当な材料費がかかります(^^;) 予算がない人はここにこだわらずに普通にノーマルなチェーンとかコードでもいいかも。 プレートは市販のバレッタ用のパーツにクリスタルを5個張り付けて、透かし部分に丸カンを通してビーズを繋げました。ここのビーズだけテグスを使い、タッセルとタッセルをつなぐ棒のような部分だけワイヤーを通した棒状のビーズをつけました。
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この衣装でもっとも難関で大変な部分。 それは袖!! 袖にはそれはもう、これでもかっていうくらいなんだかいろいろ付いています(泣) 裁断が終わったらまずは模様をひたすら縫いましょう!! 頑張って作った紋章がここで大活躍です。 方向を間違えないようにつけなくちゃね☆ 何を先に縫うべきか、よく順番を考えて縫い付けていってくださいな。 この袖だけは今までと違って白い部分の布を縫い付けるより先にゴールドの模様をいれなくてはなりません。 袖の下の部分はスリットが入っていてここが超曲者。 順番を間違えないでね〜。 また、内側にはレースの袖が入ります。 正直なところ、これがあると実際は摩擦で着る時に腕が通りづらいのですよ(^-^;) でもデザインとしてあるのなら仕方がありません(泣) レースは外に飛び出さないように「見えないお洒落的」にいれます。 袖が出来たら腕の部分に付いているプレートパーツ。 これはプレートは熱加工して丸めたライオンボードの2ミリ厚に胴色のエナメルを貼りました。(今回は薄いのでドライヤーを使用) 浮くように作るので裏側も忘れずにはりましょ〜。 そしてベルト部分はソフトレザーを使用。これは肩と袖のつなぎ部分にも使われている素材です。 端はメタリックシルバーのパイピングで。 プレートとベルトはいぶし金(?)のような豪華なボタンを使ってとめました。 この辺のボタンを奮発するだけでもかなり見栄えはよくなるような気がします。
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